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歯科口腔外科|名古屋市緑区の歯医者 - オレンジ歯科クリニック

歯科口腔外科

ORAL SURGERY歯科口腔外科

口腔外科とは

口腔外科

口腔(こうくう)とは、口の中のこと。それに加えて、口腔外科では、顎(あご)、顔面、唾液腺などに起こる奇形、変形、外傷、腫瘍や炎症を外科的に治療します。
インプラントや親知らずの抜歯などが代表的な治療ですが、歯を原因とするものだけでなく、癌や交通事故やスポーツなどの外傷、顎変形症ならびに唾液腺疾患などの外科的疾患、さらには、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も含まれます。

埋伏智歯抜歯術とは

口腔外科は、一般歯科医では難しい親知らずの抜歯をおこないます。
埋伏歯というのは、よく聞く「親知らず」のことで、当院で行っている手術で最もポピュラーなものです。
親知らずの生え方にはいくつかの種類があります。

  1. 01.普通に生えている場合
  2. 02.歯の一部だけ生えている場合
  3. 03.ほぼ完全に顎(アゴ)の骨に埋まっている場合

この中で2と3のケースは、虫歯になりやすかったり、周囲の歯肉の炎症(智歯周囲炎)をおこしやすいため抜歯の適応となります。
一般的な抜歯方法としては、まずかぶっている歯肉を切開してめくり、次に一部かぶっている骨を削り、ひっかかっている歯も一部削り、分割して抜きます。あとは歯肉を元通りに縫い合わせて終わりです。およそ30分程度の手術になります。

水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)とは

水平埋伏智歯

一般歯科では困難と思われる水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)や埋伏過剰歯(まいふくかじょうし)などの抜歯も行っております。
骨に埋まった状態の歯は「埋伏歯(まいふくし)」、親知らずの場合は「埋伏智歯(まいふくちし)」、水平に埋まった状態の親知らず歯を「水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)」といいます。親知らずは、完全に骨内に埋まっていればあまり問題は起こさないのですが、大抵は一部が口の中に露出していることが多く、その隙間に汚れが溜まりやすく、しばしば歯ぐきが炎症をおこしたり、隣の歯を虫歯にしてしまう要因となります。噛み合わせに大切な歯まで抜かなければいけなくなる可能性もありますので、例え痛みがなくとも、親知らずは早く抜いておきましょう。
子供では上顎の正中部にできる過剰歯が多く、適切な時期に永久歯がはえてこなかったり、正常な位置にはえるのを邪魔するためすきっ歯の原因となります。また、本来はえてくるべき所にはえずに無症状ながら将来的に嚢胞(のうほう)として顎の骨のなかに袋をつくってしまうこともあり、どうも歯がはえてこないなと思われたならレントゲン検査をされてみることをおすすめいたします。

歯根嚢胞とは

歯根嚢胞

歯根嚢胞とは、顎骨内にできる嚢胞の中でもっとも多く、主にウ触(虫歯)により、歯の神経に感染が起こり神経が腐って歯の根の先に形成される「膿の袋」のことです。
この嚢胞を放っておくと、徐々に増大し、顎の骨をどんどん吸収していきます。初期の小さな病巣の場合では、一般的な根の治療で良くなる事もありますが、ある程度進行してしまった場合、根の治療をしても良くならないことがほとんどです。
当院では、この嚢胞を摘出する際「歯根端切除術」という方法でおこないます。

自家歯牙移植とは

自分の歯を移植することで歯を長持ちさせる方法です。
いろいろな理由で抜歯をしないといけない場合、抜歯した箇所を補う方法のひとつに、「自家歯牙移植」という方法があります。
自家歯牙移植(歯の移植)とは、親知らずなどのかみ合わせに関与していない自分の歯を他のところへ移植する治療法で、自家歯牙移植をすることで、状態がよければ10年〜20年と中長期にわたって、ご自身の歯を使い続けることが可能となります。

自分の歯を移植するメリット

自家歯牙移植(歯の移植)は、インプラント治療と比べ、大がかりな手術は必要ではありません。そして、自分の歯を使用するので、拒絶反応などのリスクも少なく治療が可能です。インプラント治療のような、年齢制限もありませんので、安心して治療して頂くことができます。
また、歯と同時に歯根膜も移植することが可能です。
歯根膜とは、歯と骨を繋いでいる組織のことで、噛みごたえを感じたり、噛んだ際に歯へ伝わる力を調整したりする働きをおこなう組織です。自家歯牙移植(歯の移植)では、この歯根膜も一緒に移植するため、天然の歯と変わらない自然な噛み心地があり、移植した歯を中長期間的に使い続けることが可能となります。

自家歯牙移植のデメリット

自家歯牙移植(歯の移植)の条件として、移植する歯がむし歯や歯周病のない、健康な歯であることが前提となります。また、移植する歯の大きさが抜歯を行った部分に納まる大きさでなければ移植ができません。
移植後は、歯根膜が上手く付着せずに歯が落ちてしまったり、何年か後に根が吸収され、むし歯になるリスクもございます。
当院では、上記のようなリスクについては、ご相談時にしっかりご説明させて頂きます。その上で、ご理解とご納得をいただいた上で治療を始めさせて頂きます。

WHEN IN TROUBLEこんな時はご相談下さい

顎関節症や慢性の口内炎、はたまた転倒して歯が折れてしまった時など、何を専門にしている病院へ行ったらいいのか分からない方も多いのでは?
下記でお悩みの方はぜひご相談下さい。

  • 顔を怪我した
  • 歯が折れた
  • 親知らずの抜歯
  • 急に顔が腫れてしまった
  • 顎が痛く、カクカク音がしたり、口が開きずらい
  • 口内炎や口の中のできものがなかなか治らない
  • 歯ぐきがはれて血や膿がでる
  • 抜歯をした後血が止まらない、あるいは痛みがなくならない
  • 口が乾燥する
  • 舌がひりひり痛む
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