埋伏智歯抜歯術とは
口腔外科は、一般歯科医では難しい親知らずの抜歯をおこないます。
埋伏歯というのは、よく聞く「親知らず」のことで、当院で行っている手術で最もポピュラーなものです。
親知らずの生え方にはいくつかの種類があります。
- 01.普通に生えている場合
- 02.歯の一部だけ生えている場合
- 03.ほぼ完全に顎(アゴ)の骨に埋まっている場合
この中で2と3のケースは、虫歯になりやすかったり、周囲の歯肉の炎症(智歯周囲炎)をおこしやすいため抜歯の適応となります。
一般的な抜歯方法としては、まずかぶっている歯肉を切開してめくり、次に一部かぶっている骨を削り、ひっかかっている歯も一部削り、分割して抜きます。あとは歯肉を元通りに縫い合わせて終わりです。およそ30分程度の手術になります。